こんにちは、topiです。
今回は我が家が導入した畳の上敷きのお話です。
結果的に、子供達が安全に過ごす事ができるスペースができた事に大満足!
模様替えにもなり、気分も一新できたので一石二鳥です。
ここでは、どうして上敷きを導入する事にしたのか、また敷き方の手順までご紹介します。
どなたか様の参考になりますように。
畳に上敷きを敷くことになった理由とは?選択肢いろいろ
畳に上敷きを敷こうと思ったのは、畳のささくれがきっかけでした。
リビングの拭き掃除をすると必ずついてくる細かなクズが気になっていました。
何かなと思いながら放置していたズボラな私です。。
しかし、いよいよ子供達のおしりや靴下にクズが付き始めたのです。
よくよく確認すると、リビングの隣にある和室の畳が少しずつ剥がれているのが原因でした。
今回、長男がお友達をおうちにお招きする機会がありましたので補修を検討し始めました。
上敷きを検討する前に、いくつかの選択肢がありました。
- 畳からフローリングへ張り替え
- 畳替え
- ボンドで補修
- 畳の上からフローリング
- 上敷き
我が家では、あらゆる選択肢をあげて検討をしてみました。
結果的には、1番手早く現実的な方法を選択した形です。
まずはそれぞれの特徴をご紹介します。
①畳からフローリングへ張り替え
そもそも畳の管理自体が難しいと感じました。
その為、管理がラクなフローリングへ張り替えれば良いかもと単純に考えました。
しかしここで問題が。
やはり費用です。
業者に依頼すると約10万~30万円の費用がかかる様なのです。
お友達を招待する現段階でこれは現実的ではないと感じ、我が家ではひとまず却下となりました。
②畳替え
次に選択肢にあがったのが、思い切って畳自体を替えてしまう事です。
調べてみると『畳替え』には3種類ある事が分かりました。
- 裏返し
- 表替え
- 新畳
畳の状態によって、3種類から適した畳替えをする事になるようです。
裏返し
『裏返し』は畳表を床から剥がし、裏返して使う方法を指します。
年数があまり経っていない畳は裏返しが有効です。
裏返しにするだけで新品のような畳に生まれ変わります。
畳表が変色したり傷が目立ってきた時にはまず行なわれる方法だそうです。
裏面の状態さえ良ければ、『裏返し』も選択肢の一つでしょう。
しかし、単に畳全体を裏返すわけではない為、自分ではできません。
業者に依頼する事となりますが、一畳あたり約4,000円程の費用がかかります。
表替え
『表替え』は畳表や畳縁を新品に取り替えて使う方法を指します。
畳床はしっかりしている反面、畳の光沢がなくなってきた時やささくれが出だした時に有効です。
畳を使い始めて5年以上が経過している場合には『表替え』を選択すると良いでしょう。
業者に依頼すると1畳につき、約5,000~20,000円程の費用がかかります。
また畳表の選ぶグレードによって大きく変動します。
新畳(しんじょう)
『新畳』とは、畳表・畳縁・畳床の全てを新しくする方法を指します。
今使用している畳を撤去し、新しい畳に入れ替える作業です。
裏返しと表替えを繰り返しているうちに、畳床は劣化します。
畳の状態によって異なりますが、10年~20年が畳を新調する目安となります。
新畳となると、一畳につき10,000円~35,000円程の費用がかかります。
こちらも畳のグレードによって大きく変動する様です。
また、既存畳の処分費用も別途必要となってきます。
更には作業に2日~10日の日数を要します。
まず我が家の畳事情ですが、おそらく19年経過している畳だと思われます。
その間、一度も裏返し・表替えを行なっていません。
年数だけで見ると『新畳』のタイミングかもしれません。
しかし、そこまで劣化しているかというとそうでもなく表面が気になる程度です。
早々にこの知識があれば、タイミングを見てメンテナンスをしていたと思います。
我が家の場合、お友達を呼ぶミッションの為に大きな出費は現実的ではありませんでした。
③ボンドで補修
畳のささくれを自分で直す事ができないか調べていて辿り着いた『ボンドで補修』の方法。
ボンドでの補修方法は、意外と簡単でした。
- 畳の表面掃除
- ささくれの除去
- 木工用ボンド塗布
- 乾燥
以上、4つの手順で割りと簡単に補修ができます。
詳しく説明していきます。
①畳の表面掃除
まずは掃除機で畳の目に沿って畳表面の埃を取り除きましょう。
②ささくれの除去
次に、気になるささくれの毛羽立った部分をハサミで根元からカットします。
③木工用ボンド塗布
ささくれの部分に、綿棒や爪楊枝を使って木工用ボンドを塗ります。
余分に付いた箇所は布でぬぐって馴染ませておきます。
乾燥すると透明になりますが、まずは目立たない場所からやってみましょう。
不安な場合は3~10倍、水で薄めたボンドを使用するのも良いでしょう。
④乾燥
ボンドが乾いたら完了です。
以上が、ボンドで補修の手順です。
意外と簡単ではありませんか?
価格:248円 |
ちなみに我が家もこちらの方法を数ヶ所で試してみました。
結果的には良かったのですが、我が家の畳の状態はかなり広範囲でした。
その為、今回はボンド補修は見送りました。
あくまでも応急処置という感じになると思います。
ささくれ箇所が一部分の方は、こちらを試してみるのも良いでしょう。
ささくれが広範囲でひどい状態であれば、ボンド補修はおすすめしません。
④畳の上からフローリング【ウッドカーペット】
畳の上からフローリングを貼る方法は、すごく惹かれる方法でした。
その中で魅力的に感じたのが【ウッドカーペット】です。
ウッドカーペットとは、天然木やコルクなどの材質でできたカーペットの事です。
価格:19800円 |
和室の雰囲気をガラッと洋室風に仕上げる事ができます。
安価な物だと6畳で20,000円ほどでありました。
サイズを調整するために切る工程などもある様です。
カットが面倒だなぁと思っていましたが、ほぼウッドカーペットの方向でいました。
しかし更に簡単で安価な上敷きを見つけた事により、上敷きを選択する事となりました。
⑤上敷き
上記のどれよりも簡単に現状を変える事ができ、安価だったのが上敷きだったのです。
ただ畳の上に敷くだけという作業だけで、すぐにお友達を呼べるというのも選んだ理由です。
我が家が購入したのはこちらの上敷き!
価格:10090円 |
江戸間サイズ・本間サイズ・団地間サイズ、さらにはカラーも4種類あります。
自分のおうちの和室に合うサイズとお色を選べるのも嬉しいですね。
ポリプロピレンという素材を使用しており、撥水に優れています。
水分をこぼしても拭き取る事ができ、ひどい汚れの場合はシャワーで水洗いも可能です。
畳の上に敷くのでダニも心配でしたが、ダニが発生しにくい素材であるのもありがたいです。
我が家の願いが全て叶うのが、『上敷き』という選択肢でした。
畳に上敷きどのように敷くの?カビ防止に効果のある敷き方手順
では実際に、畳に上敷きを敷いた我が家の手順をご紹介します!
- 掃除&乾燥
- 防虫・防ダニ・防カビシートを敷く
- 上敷きを敷く
- 上敷き鋲で固定
以上の手順を、ひとつずつご説明していきます。
①掃除&乾燥
始めにしっかり掃除機で表面の埃を取り除きます。
我が家はそのあと、畳用シートで拭き掃除をしました。
山崎産業 コンドル たたみ用 ウェットシート アレルファイン 20枚入 価格:143円 |
畳の目に沿って丁寧に拭き取りましょう。
ささくれ、すごく沢山取れました。
汚れも取れております。(お見苦しくてすみません。)
ウェットシートで拭いたあとは、除湿機を使ってしばらくお部屋を乾燥させました。
窓を開けて湿度を下げるのも効果的でしょう。
湿ったまま作業を進めると、カビの原因にもなります。
ここで、しっかり乾燥させてから次の工程に進みましょう。
②防虫・防ダニ・防カビシートを敷く
畳の上に直接、上敷きを敷くとダニやカビが心配ですよね。
そこで、防虫・防ダニ・防カビシートが有効です。
こうひん 日本製 防虫・防ダニ・防カビシート 6帖用 サイズ:約100×380cm×3枚入り 価格:4620円 |
効果は半永久的に続くそうなので安心ですね。
畳の上に、シートを敷き詰めていきます。
重なる部分は重ねたまま、ガムテープで貼っていきました。
③上敷きを敷く
準備が整いましたので、いよいよ上敷きを敷いていきます。
敷くだけなので、とても簡単でした。
1人でも敷けます。
しかし大人が2人いると、端をおさえたりしながらスムーズに敷けるでしょう。
価格:10090円 |
我が家はネイビーにしました。
グッと部屋のイメージが変わって、子供達も大喜びでした。
④上敷き鋲で固定
最後に上敷きがずれないように専用のピン(鋲)で固定します。
カーペット鋲 【送料 後加算】 い草上敷き鋲 花ござ固定ピン い草用ピン 『10畳用36個組』34×13mm 透明 畳用上敷き鋲 アイコン 価格:218円 |
こちらの『6畳用28個組』を購入し、しっかり固定しました。
3ヶ月経つ我が家は、今のところ上敷き鋲が抜けた事は1度もありません。
以上が、手順となります。
ほとんど私1人で作業を進めましたが、問題なくスムーズに終わらせる事ができました。
畳に上敷きはどう?メリットとデメリット
上敷きを敷いて3ヶ月経過した我が家の和室です。
リビングに散乱していたおもちゃも和室に移動し、子供の遊び部屋となりました。
今もなお、特に問題なく使用できています。
最後に、実際上敷きを敷いてみて感じたメリット・デメリットをご紹介します。
- 不格好だった畳のささくれを隠せる
- 部屋のイメージチェンジが簡単にできた
- 剥がして洗える安心感
上敷きを敷く事で、気になっていたささくれを簡単に隠す事ができました。
長男のお友達を招待する上で、怪我の要因になってしまうのを1番懸念しておりました。
安心して遊んでもらえる環境を整えられた点は、大きなメリットに感じています。
更には『ザ・和室』の雰囲気をガラッとチェンジできたのも嬉しかったです。
子供が汚しても畳の様にしみ込んでシミになる心配もありません。
剥がして洗える安心感があるのもメリットかと思います。
では、次にデメリットを見ていきましょう。
- カビやダニが心配
デメリットに関しては、正直ほとんど感じておりません。
カビやダニにおいては防ダニ・防カビシートを敷きましたのでそちらに期待しています。
メリットにもありますが、剥がして洗う事ができる為その辺りはあまり心配していません。
ちなみに長男はダニやハウスダストアレルギーを持っておりますが、特に症状は出ていません。
結果、畳に上敷きを敷く事は、我が家にとっては多くのメリットを感じました。
まとめ
我が家が選択した和室のささくれ対策をご紹介しました。
もちろん予算や時間に余裕がある場合は、プロに頼むのもひとつでしょう。
ただ、我が家の様にとりあえずささくれを隠したい、時間も予算もそんなにない!という場合に、上敷きはとてもおすすめです。
今後のカビ・ダニ対策としては、定期的な掃除や換気・天日干しを心がけたいと思っております。
ささくれを隠し、部屋のイメージチェンジまで楽しめる上敷きは大満足の結果となりました。
悩まれている方の参考になれば、幸いです!
お友達が遊びにくる!小学生になった息子と交わしたルールとは?