こんにちは、topiです。
今回は我が家の『中間反抗期』についてのお話です。
イヤイヤ期は知ってるけど、中間反抗期ってなんだ?という方もいらっしゃると思います。
私自身もそうでした。
イヤイヤ期が終わってホッとしていました。
いわゆる中学生頃の『反抗期』までは平和で穏やかなものだと思っていたからです!
正直『中間反抗期?!そんなん聞いてませんー!!涙』となりました。
この記事では、中間反抗期がどんなものかを解説します。
また我が子に効果があったと感じている対応方法もご紹介します。
この機会にしっかり向き合って、一緒に乗り越えていきましょう!!
Contents
中間反抗期とは?!子供が荒れ気味で気づいた
長男は、小学校入学前あたりから様子が変わっていきました。
最初は『最近キレやすくなったなぁ・・』と感じるところから始まったように思います。
毎日ではないのですが、上手くいかない日が増えて落ち込んでしまう事もしばしば。
さぁ、そんな中間反抗期。
子供によって様々な行動が見られます。
どんな特徴があり、なぜそのような反抗的態度が現れてくるのかを解説致します。
また我が家の長男の反抗期がどのようなものだったのかも振り返ってみますね。
中間反抗期はどんな特徴がある?
中間反抗期は子供によって訪れる時期が様々です。
一般的には年長~小学校低学年くらいに表れると言われています。
どんな特徴があるのか見ていきましょう。
- 親の言うことに口応えする
- イライラしてキレやすい
- 言葉使いが悪くなる
- 物にあたる
- 下のきょうだいに意地悪する
- 癇癪を起こす
年長~小学校低学年の頃にこの様な態度が見られたなら、それは中間反抗期かもしれません。
とにかく情緒不安定なのが見てとれますね。
【親の言うことに口応えする】
親として、子供の生活面の改善や最低限のしつけとして日頃から注意する事もありますよね。
今までなら素直に「はーい!」で終わっていた内容でも、突然口応えするようになるのです。
「分かってるから放っておいて!」「うるさいなぁ!」・・なんて言ったりします。
親に対して口応えをし、反抗的な態度をとるのも特徴のひとつです。
【イライラしてキレやすい】
穏やかなタイプだったのに・・と変わりように落ち込まれる親御さんもいらっしゃる事でしょう。
常にイライラして、怒りっぽくなるのも特徴です。
否定的で、小さな事にすぐキレてしまう様子も見られます。
【言葉使いが悪くなる】
怒りっぽくもあるので言葉使いが荒々しくなる事もあります。
「うるさいなぁ!」
「めんどくさいなぁ!」
「しらんよ!」
と、強くあたる様な言葉を直接投げてくる為、親のショック度は計り知れません。
【物にあたる】
イライラが上回って言葉がすんなり出ない場合、物にあたる事も特徴としてよく見られます。
物を投げたり、壁を蹴ったり、手元にある物をぐちゃぐちゃにしたりと感情をぶちまけます。
こうなると親は困り果ててしまいますね。
【下のきょうだいに意地悪する】
悪いと分かっていて、意地悪します。
今までなら貸してあげられたおもちゃも、どうしても貸さないといった態度を取ったりします。
自分のイライラをぶつけやすいのが兄弟なのかもしれません。
【癇癪を起こす】
イヤイヤ期の癇癪もなかなかの物ですが、小学生前後の癇癪は声も大きいし暴れると大変。
一度癇癪を起こすと、大人でもフォローするのに苦労します。
自分の気持ちをコントロールできない、まさに中間反抗期の特徴と言えるでしょう。
中間反抗期はなぜ起こる?
さて、イヤイヤ期も落ち着いていた中での『中間反抗期』。
穏やかだった日々に突如訪れるこの反抗期は一体なぜ起ってしまうのでしょうか。
中間反抗期が訪れる小学校低学年前後といえば、親からするとまだまだ幼さが残る子供です。
その一方、少しずつ確実に自立への一歩を、歩み始めている時期でもあるのです。
自分で考えて行動したい!という強い意志の表れこそが中間反抗期です。
心のコントロールがまだ未熟なため、反抗的な態度に出てしまうのです。
”反抗期”という言葉から、マイナスなイメージに取られがちです。
しかし”成長の証”でもあるのです。
この時期にしっかり耳を傾けて心を寄せる必要があると思います。
自立の一歩を踏み出す子供を、ひとりの人として対応する事もまた大切だという事です。
【中間反抗期】我が家の長男はこんな感じでした
我が家の長男に中間反抗期が訪れた頃の振り返りをしてみたいと思います。
それは、保育園年長さんの頃でした。
6歳になり自分の事は一通り自分ででき、物分かりも良くなってきたと感じていた時期でした。
ふと気付くと、長男がやたらと最近イライラしているなと感じたのです。
最初はカルシウムが足りていない?!と栄養面を心配していた程です。
毎日、あぁ言えばこう言う状態。
毎日習慣的にできていた小学校前の学習も、やらないやりたくないと主張する様になりました。
今まで当たり前のように一緒にスーパーの買い出しに行っていたのに・・。
他にも、ゲームで負けたら怒って号泣。
イヤイヤ期の癇癪とはまた違うんですよね。。
人格が変わってしまった様でちょっと悲しささえ感じてしまっていました。
また今までは泣いてもきちんと話ができていました。
しかしこの頃の癇癪は、一回始まると長くてしつこかったのです。。
話し合いに持っていく事がそもそも困難でした。
小学校に入学してからも、反抗期は落ち着くどころか加速をしました。
したくない宿題などは全力で否定的でした。
言葉も態度も反抗的で最後には『はぁ!(ため息)やれば良いんでしょ!』といった感じです。
宿題が終わる頃には母、疲弊。。
そんな毎日でしたが、中間反抗期と気付いてあれこれ試してみると少し落ち着いてきた様に感じたのです。
中間反抗期かも?気づいた時から出来ること
”成長の証”って言葉で片付けるには壮絶すぎます・・。
当事者である子供自身も親も、その時期って本当に辛いんですよね。
ただ、それが中間反抗期であるならば心得ひとつで気持ちも変わるなと実感しています。
私のような、売られたケンカは買っちゃうタイプだと毎日バトルです。(大人げない)
しかしそれを繰り返したところで、子供の成長を応援してあげられる事にはつながらないんですよね。
そうです、中間反抗期かも?と気付いたら、ほんの少し気持ちを切り替えてみませんか?
その中で私自身が少し抜け道が見えてきた、中間反抗期への心得をご紹介したいと思います。
- 感情に一緒になって振り回されない
- 突き放すことは避ける
- ○○しなさいではなく一緒に考える
- 親も素直になる
- 反抗期の隙間時間にしっかりコミュニケーション
私自身、これらを意識していくうちに長男が落ち着いてきたと実感しております。
感情に一緒になって振り回されない
これ意外と難しいんです。
イライラをぶつけられて冷静に対応なんてできないです・・親も人間ですから。
しかし一緒になって子供の感情に振り回される事は結果的に悪循環にしかつながらなんですよね。
その為【できる限り・少しでも】感情に振り回されないように心がける事が大切です。
落ち着くのを待ち、お互いが冷静になってから話すようにしてみましょう。
それにより、勢いや感情のまま気持ちをぶつける事が減ります。
時間を空けたり、物理的に離れたりする事が重要です。
突き放すことは避ける
気をつけないといけないのが、『突き放す』事です。
お互い冷静になる為に物理的に離れる事には意味がありますが、突き放すことは逆効果です。
私もついつい売り言葉に買い言葉、『それなら好きにしな!』と言い放つ事もありました。
しかしそれは解決ではなく、あきらめですよね。
小学校低学年前後といえば、まだ親への甘えがある頃です。
突き放し否定される事で、反抗をより加速させてしまう原因となるのです。
気持ちにはできるだけ寄り添う心掛けが必要です。
○○しなさいではなく一緒に考える
正しい道に導きたくて「○○しなさい」と言いがちになってしまいます。
しかしここで一緒に考える癖をつけてみませんか?
子供をひとりの人として、肯定したり、意見を聞いたり、一緒に考えてみたりするのです。
これを心掛けてから、息子は気持ちをしっかり話してくれる様になったと感じています。
時には大人の私が考えつきもしなかった意見が聞けたりします。
また子供なりにきちんと理由があってなるほど!と思う事もありました。
子供だから未熟と決めつけてしまっていたんですね。
知らないところで、しっかり成長してくれているんだと嬉しく思いました。
親も素直になる
親も人間なので子供のイライラした態度は、同じようにイライラしたり辛く悲しいものです。
そんな時はイライラに乗っかるのではなく、辛く悲しい気持ちを正直に話しましょう。
また悪循環の渦の中、母親である自分が言いすぎてしまう事も多々あります。
そんな時には素直に謝ります。
大人げない態度になってしまった時は、引きずらずその時にきちっと謝る様にしています。
いらぬ言葉をかけてしまったり、悪循環をせき止めたりする為にこの心掛けは有効です。
また大人である親が、最初から子供の逃げ道を作っておいてあげる必要もあります。
素直に謝れる空気を作ったり、落ち着いたら二人でゆっくり話そう等の声掛けも大切です。
子供の素直さを引き出すきっかけ作りがあると良いでしょう。
反抗期の隙間時間にしっかりコミュニケーション
反抗期といえど、まだまだ幼さ残るお年頃です。
かわいらしい面もたっぷり見せてくれ、ずーっと反抗期の状態ではない事が多いでしょう。
そのため素直な状態の時には、たっぷりコミュニケーションを取るようにしましょう。
大げさにしなくても良いんです。
目を見て話す、肩を組んでみる、もちろんハグでも!
このようなしんどい時期を、波に揺られながら少しでも意識をして過ごすようにしました。
もちろん上記が全てではありません。
十人十色、色んな形があって当たり前です。
お子様にあった対処方法が見つかるといいなと思います。
その中でもコミュニケーションの一環として、我が家が取り入れたアイテムがあります。
効果があったように感じたそのアイテムを次にご紹介します。
中間反抗期の我が子に効果があったアイテム
中間反抗期が始まったのかも・・と気付いたタイミングで取り入れたアイテム。
それはズバリ・・・【交換日記】です!!
長男の気持ちが分からなくなる事もあり、不安で胸の内を聞いてみたいという気持ちからでした。
しかし長男の胸の内を知るというより、結果的にここでしっかりコミュニケーションが取れていたのかもと今では感じています。
内容は何でもあり!
ランキング系はけっこう盛り上がりました!笑
学校の話や、お友達の事、またヘンテコな絵や、おやじギャグなどバラエティにとんでいました。
『交換日記が書けるとき』イコール『子供が落ち着いている時』です。
それがまた良かったのかもしれません。
振り返ると内容のない中身なのですが、見直してもとっても楽しい良い思い出!
そして年長から小学校へあがる際の、字の練習にもなったと感じます。
時には返事がなかなか来なかったり(忘れられてる笑)もしました。
日記なのに読みながら説明したりと、ルールのない感じがまたゆるく楽しかったです。
仕事をしながらの私にとって、毎日が忙しくコミュニケーション不足を感じる日々。
交換日記はそんな不安を取り除いてくれた様に思います。
反抗期があってもなくても、コミュニケーションのひとつとして取り入れてみられる事をおすすめしますよ♪
まとめ
今回は我が家の中間反抗期の経験談と、対処法をご紹介しました。
正直、反抗期ピーク時にはこんなの早く過ぎ去って欲しい!とばかり毎日考えていました。
しかしここで自分なりに向き合った事で、長引かなかったのかなと思っています。
まずは”今はこういう時期”だと割り切り、感情にのまれない様にする事が大切です。
とはいえ、親も反抗されてばかりではしんどいですよね。
そこで、二人だけの秘密の交換日記をおすすめさせていただきました!
無理なくできる交換日記は心のつながりを感じさせてくれますよ。
悩める親御さん、ぜひ取り入れられてみてはいかがでしょうか。