こんにちは、topiです。
今回は、親は不参加で子供だけの泊まり合宿について経験談をお話しようと思います。
子供だけで合宿なんてまだまだ早いと思っていた小学校低学年の息子。
習い事先の合宿の案内を聞いて、何の迷いもなく『行きたい!』と言った事に驚いたのを覚えています。
子供だけで・・・というところに心配が付きまといますよね。
そんな私自身が感じた合宿参加までの迷いや悩み、合宿中の心配事、合宿に行って感じたメリットについて書いていこうと思います。
ぜひ、最後までお読みください!
Contents
子供だけ参加型の合宿は何歳からが良い?
まず合宿に何歳から子供がひとりで参加できるかというところからお話していきましょう。
こちらは習い事先が指定する参加対象年齢にもよりますが、だいたい『年中』ぐらいから可能としている所もある様です。
長男が通うスポーツクラブの参加対象年齢は安全面から『年長~』となっておりました。
息子は小学校1年生で初めての合宿に参加しました。
子供が自ら参加を希望する場合は、初めての合宿が年長の時期であっても参加できたかなと思っています。
合宿に参加する為には、お着替えやトイレなどある程度の生活面が自立できている事が条件になると思います。
その辺りをクリアしていれば、参加自体は問題なくできるのではないかと思います。
子供だけで行く合宿の中でどんな事が心配?
年中や年長から参加できると案内されていても、実際親の付き添いがなく子供だけでとなると心配な事でしょう。
私自身も、参加させるかは随分と悩みました。
私が悩んだ理由は、仕事中の保育園通いやパパとお出かけする時間くらいしか今まで子供と離れた事がなかったからです。
初めての合宿となると心配事もたくさんあると思います。
まずは指導員の先生にしっかり事前相談をしておきましょう。
ここからは実際に我が家、また他の親御さんが抱えていた心配事を具体的にご紹介します。
- 乗り物酔いが心配
- 夜間のトイレやおねしょが心配
- 寂しくなり帰りたがらないか心配
- 常用薬の服用ができるのか心配
- 知っているお友達がいないため心配
心配ごとをクリアし、子供も親も納得した上で見送る事ができるとベストですね。
これから合宿に参加される方は参考にされてみてはいかがでしょうか。
乗り物酔いが心配
合宿先までの移動に利用する乗り物に酔わないか心配される方もいらっしゃるでしょう。
また普段長時間乗り物に乗り慣れていないお子さまもご不安な事でしょう。
乗り物に乗車している時間がどれくらいあるのか確認しておくと安心です。
こういった場合、乗車前に酔い止めの薬を飲んでおいたり袋などを持たせておくと良いでしょう。
事前に相談すれば座席を窓際や前方にしてもらえます。
そして指導員が常に近くで見守り、配慮して下さると思います。
事前に分かっている場合には親御さんが良く知っているお子様の乗り物酔い対策を準備しておきましょう。
夜間のトイレやおねしょが心配
幼い子の場合はおねしょが心配でしょう。
また普段は大丈夫でも、水分補給がいつもより多かったり寝る前のトイレを忘れてしまったり、慣れない環境での失敗は大いにあり得る事です。
こちらに関しても指導員が交代で夜間巡回を行なうことが多いので心配は無用です。
普段からトイレに目覚める事があるのであれば、指定の時間に起こしてトイレに連れていってほしいなど相談してみるのも良いですね。
息子の参加した合宿では、万が一失敗してしまっても心が傷つかないように最大限配慮して下さると事前にお話しをいただきました。
先に聞いていたので安心したのを覚えています。
寂しくなり帰りたがらないか心配
今まで一人でお泊りした事がないお子様であると特に心配ですよね。
『一人で大丈夫かな。』
『帰りたいって泣いていないかな。』
特に初回参加のお子様を送り出す親御さんが心配なのは、運営側も充分承知の上です。
心配な面は些細な事でも具体的に伝えておくと、対応をして下さいます。
こういった内容にも『生活面でも多めにお声掛けしていきますね!』と対応いただき安心しました。
実際に、このような合宿は体験してみないと分からない部分があります。
現時点でお子様が参加してみたいとおっしゃっているのであれば、一度参加してみて合う・合わないを見てみるのも良いと思います。
常用薬の服用ができるのか心配
常用薬があるお子様は、自分でお薬が管理できるかご心配だと思います。
息子が通うクラブでは、自分で飲む事が難しい場合お願いする事ができます。
服用方法や服用時間などを明記した投薬依頼票を薬と一緒に当日持参しました。
帯同して下さる看護師さんが、その都度投薬をして下さいます。
間違いがあってはいけない為、こちらは事前にしっかり確認しておきましょう。
自己管理の場合は、日頃からお子様ご自身で服用ができる様に練習しておくと良いでしょう。
知っているお友達がいないため心配
幼いうちは参加を迷われる親御さんも多い為、知っている同じスクールのお友達が絶対来るという保証はありません。
また当日の体調により、一緒に行く約束をしたお友達がキャンセルされる事もあるでしょう。
そういった環境で、知らないメンバーやお兄さんお姉さんに囲まれ萎縮してしまわないかご心配だと思います。
しかし集団行動では学べる事も多く、一緒に行動する中で自然と打ち解ける事ができます。
皆が同じ目標に向かって練習する合宿は、なおさらその心配はすぐに解消しますよ。
親御さんがご心配であろう内容をまとめました。
心配は尽きませんが、少しでも安心した状態で参加したいところですよね。
不安な点はしっかり確認しておくと良いでしょう。
普段、数時間の習い事では見せない『怖がり』や『泣き虫』な面、また先生方に配慮をお願いしたい事などは、参加前に伝えておくと安心ですね。
荷物の準備は子供と一緒に行なう事を強くおすすめします
旅行などの際、荷物の準備はついつい全て親がしてしまってはいませんか?
私自身、普段からあれこれお世話をしすぎているところがありました。
しかし、合宿所に着いてからは『自分の事は自分で』が基本です。
どこに何が入っているか本人が把握していないと、困るのは子供自身です。
そうならない為にも、合宿の準備は一緒に行なう事を強くおすすめします。
こういった機会があり、親の私も今までの行動を見直すきっかけになりました。
子供の『自分で考える力』を養う機会を奪っていたなぁと反省。
何でもやってあげるのではなく、普段から子供自身が考えて行動する癖をつけさせてあげる事が大切だと気付かされました。
ただしお子様が幼いご年齢であれば、合宿所で困らない工夫も必要です。
~子供が分かりやすい荷造り方法~
- お風呂セット(着替え・下着・バスタオル・汚れもの袋)を作っておく
- 翌朝の着替え、予備用の着替えをそれぞれ一式にしてジップロックにまとめておく
- 歯ブラシとフェイスタオルをセットにしておく
まとめるところから、お子様にやってもらいましょう!
『合宿中ウェアが汚れたらどれに着替える?』『濡れたバスタオルはどこに入れたら良い?』など、準備を通して考えさせる機会を作ると良いでしょう。
合宿の準備は回数を重ねていくうちにお子様も要領を得ていきます。
そういったところでも成長が見られるようになってくるでしょう。
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自分で準備ができる様になっても、最終の忘れ物チェックだけは一緒に行なう様にしましょう!
これも合宿の良い思い出であり、この経験も今後の糧になりますね。
子供だけで参加という点にメリットがたくさん!
子供だけで参加するという事にどうしても心配が付きまといますね。
しかし親が現場にいない=自分で考え行動したり、先生や仲間に頼るという点でたくさんの成長を遂げることができます。
具体的にどういったメリットがあるのか見ていきましょう。
- 自立心が育まれる
- 協調性が身に付く
- 新しいお友達ができる
- 感謝の気持ちが芽生える
- チームとしての団結力が高まる
- 貴重な体験ができる
合宿へ参加する回数が増えるに連れて、思い出と経験値をたくさん持ち帰ってきます。
そうした中でたくさんのメリットを感じる事ができました。
①自立心が育まれる
普段、親から離れる機会ってそうそうないですよね。
そんな自分の事は誰もお世話をしてくれない環境下で、子供はより成長します。
まず自分の事は自分でするという事が基本にあります。
またできない場合は自分から誰かに助けを求めたり、一緒に挑戦していく事で自立心が育まれます。
②協調性が身に付く
仲間と助け合ったり、互いに尊重し合う事で協調性が身に付きます。
お互いを知らないところから始まり、深くかかわり合いを持ち思いやる事によりコミュニケーション能力が高まります。
先生だけでなく、同学年や先輩後輩など親以外と関わることは大きな成長につながるでしょう。
③新しいお友達ができる
違う曜日のスクールや、時間帯の違うスクールと合同合宿である場合、新たにお友達ができる良い機会となります。
普段のスクールでは出会わないお友達にたくさん刺激をもらえる事でしょう!
④感謝の気持ちが芽生える
合宿中はたくさんのありがとうが芽生えます。
ご指導いただいた先生方、合宿施設に関わる皆さま、一緒に戦ったチームのみんな、全てにありがとうございます!
そんな気持ちを子供自らの口から聞けると嬉しく、成長を感じますね。
ありがとうがあふれる合宿に、心が洗われます。
⑤チームとしての団結力が高まる
普段の習い事が1時間だとしたら、合宿になるとその何倍もの時間を一緒に過ごす事となります。
その長い時間を通して、一気に団結力が高まるのです。
それが例え、個人競技だとしても同じ事が言えます。
同じ目標に向かって共に練習を重ね、成果を発揮する。
共に闘い、互いをたたえ合う。
個々の努力がチームの団結力につながっていく為、とても有意義な時間となる事でしょう。
⑥貴重な体験ができる
親から離れて宿泊合宿に参加できたことは、子供にとって自信につながります。
その経験は何にも変えられない非常に価値のある時間です。
普段の生活では得られないそういった貴重な体験は、次の挑戦する意欲を育みます。
機会があるのであれば、様々な形を通して是非チャレンジさせてあげたいですね。
行くと決めたら笑顔でお見送り!出発前にしておきたい約束
さて、心配事は解消されましたでしょうか。
解消されたところで、やはり行ってみないと正直分からないところも多いです。
しかしお子さんが行くと決めたなら、ここは気持ちを切り替えて笑顔でお見送りましょう!
それでも笑顔でお見送りする事で、子供には安心感を与える事ができた様に思います。
親御さんが終始、心配顔ではお子様もつられてしまいます。
心配な気持ちはそっと心に留め、ポジティブな声掛けを心掛けましょう。
またその心配事を少しでもクリアにする為に、出発前にお子様と交わしておくと良い約束ごとの例を挙げておきます。
ご参考にされてみて下さい。
- 先生の話をよく聞くこと
- 分からない事は周りに素直に聞くこと
- 怪我がないようにまわりをしっかり見ること
- 寝る前には必ずトイレに行くこと
- ありがとうをきちんと伝えること
- しっかり楽しんでくること
以上を、いつも合宿前に子供に伝えるようにしています。
あまり沢山あると伝わりにくい為、シンプルに伝えるよう心掛けています。
息子の場合は、紙に書いて伝えるとしっかり伝わっている様に感じました。
あとは笑顔で、いってらっしゃい!!!
元気にお見送りましょう!
まとめ
習い事の子供だけ宿泊合宿にはいつから行けるか親御さんも悩みますよね。
息子は小学校1年生の夏に日帰り合宿を経験し、1年生の秋に初めての宿泊合宿に参加しました。
日帰り合宿を取り入れているクラブでしたらまずそちらに参加してみるのも良いですね。
初回は知っているお友達がいない中での参加でしたが『楽しかったー!』と帰ってきてホッとしたのを覚えています。
子供ひとりで参加する事は親にとって心配でしかないと思います。
指導員の方には事前に心配事を相談解消し、子供を信じてみましょう。
息子は合宿の経験を通して、回を重ねるごとに成長している実感があります。
涙も流し、仲間たちとたくさん笑い、ルールやマナーを経験と共に学んで帰ってきます。
お子様がいくつであっても、行きたいとおっしゃるのであればそっと背中を押してあげられると良いですね。