今回は私が行なっている自転車での雨の日対策をご紹介したいと思います。
できる事なら雨での自転車走行って避けたいですよね。
しかし現実的に避けられない場面ってあると思います。
ここでは事前に準備しておくことで少しでも雨の日を快適に過ごせるアイテム等をご紹介。
また雨の日ならではの注意点を体験談交えてお伝えできればと思います。
これから日常で子乗せ自転車に乗ろうとお考えの方にぜひ参考にしていただきたいです。
Contents
雨の日の子供乗せ自転車通園での対策

雨の日、自転車に乗るのって憂鬱ですよね。
しかし子供の送迎や通勤で避けられない日もあると思います。
ここで大切なの事はただ一つ!
『とにかくストレスない安全な装備を』です。
〜この記事を書いている人〜
40代、2児の母。
保育園送迎、学童迎え、通勤に平日は自転車を使用しております。
使用している自転車:ヤマハのパスベビー
保育園児を後ろのチャイルドシートに乗せ、今日も通園頑張ってます!
子乗せ電動付き自転車歴、まもなく丸7年となります。
毎日、お天気予報と睨めっこ!
しかし、雨を降らさない様にすることはできません。
いかに快適に雨の日を乗り越える事ができるかがカギです。
では、自転車での雨の日対策、ご紹介していきます。
どれにするか迷った時は、安全かつ自分のテンションあがるものを選ぶと良いですね!
チャイルドシートのカバー
まずはこちら。
子供の乗る場所、チャイルドシートカバーのご紹介です。
こちらは自転車によって取付け不可の物があるため慎重に購入しましょう。
我が家が現在使用しているのチャイルドシートカバー(後ろ)はこちら。
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価格:12860円 |
上の子も小学校入学直前まで使用していたので破れて交換し3代目となります。
1代目はリトルキディーズさんのチャイルドシートレインカバー後用Ver3。
2代目はサイクルグッズマルト研究所さんの後ろ用レインカバーを使用しておりました。
どれも丈夫な良い商品でしたが、いかんせん乗り降り雑めな我が家。
そして夏の日差しなどでカバーが色褪せたりと、どうしても消耗品かなと思っています。
6年で3回購入、使用したと考えたら1ヶ月500円くらいの計算ですね。
実際もう少し維持できています。
こちらは駐輪場が屋根付きかどうかの日照時間、乗る頻度などにより交換時期様々です。
しかし私の周りのママさん達は2年弱程で交換時期を迎える方多いように感じます。
ちなみに4歳未満まで(体重15kg以下、身長100cm以下対象)は前のチャイルドシートが使えます。
下の子が使用していた時期のチャイルドシートカバー(前用)がこちら。
1代目↓
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価格:12690円 |
2代目↓
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4/18ご愛顧感謝デーエントリーでポイント最大9倍 自転車 チャイルドシート レインカバー 前用 フロント用 あと付け Bスタイル D-5FA-BB01 幼児座席 子供乗せ 大久保製作所 マルト 価格:7199円 |
もう下の子は後ろのチャイルドシートを使っているので前は使用しておりません。
しかし2代目カバーは便利な事に使わない時はコンパクトにできる仕様のため、付けたままです。
雨の日に荷物を入れても濡れないので重宝しております。
前後、子供が乗るチャイルドシートにカバーがあれば、子供は雨に濡れずに通園でき安心です。
前かご用のカバー
そして意外に雨の日役立つのが、前かご用のカバーです。
前かごが付いてる自転車をお持ちの方はあると安心ですね。
子供の保育園荷物って多くないですか。
金曜などはシューズやお布団を持ち帰る保育園もあると思います。
また、買い物に寄っても買った物が雨で濡れてしまう・・等は避けたいですよね。
我が家も普段ハンドルに子供の通園カバンなどかけており、野ざらしです。
荷物が濡れない安心感は嬉しいですね。

特に雨の日は足元が滑りやすく危険なので、運転に全集中できる状況を作る必要があります。
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価格:2880円 |
↑私が使用している物が見つからなかったのでこちらをご紹介。
選びたいのは、カゴを上にオーバーする荷物を入れても雨から守られるカバーが良いと思います。
また防水であったり、カゴ全体を覆うタイプが雨の日には最適です!
・買い物したものが飛び出さない
・荷物への直射日光を避けられる
・ひったくり防止
雨でなくても役立つ前カゴカバーがあると、安心、安全ですね。
レインウェア
ご自身のレインウェアは絶対必要ですね。
傘さし運転は道路交通法により罰則の対象です。
自転車に取り付ける様な傘ホルダーも自治体によっては違反となります。
風に煽られたりと安全な走行ができないため、傘差し運転は絶対にやめましょう。
そこで雨の日は、レインウェアが必須となってきます。
種類も豊富で選ぶのも楽しいですが、どんな物を選んだら良いか悩みますよね。
・濡れない
・視界良好
・耐久性
上記3点の機能性は抑えつつ、雨の日もテンションが上がるアイテムを選びましょう。
レインウェアは主に3種類に分けられます。
主に通園に利用する私目線で種類別に分け、メリット・デメリットをご紹介します。
レインコートタイプ
いわゆるカッパですね。
スタンダード、よく見るタイプで膝丈ほどある羽織るレインウェアです。
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価格:4271円 |
私が最初に使用したのがこちらのレインコートです。
ボタンとファスナーで前開きタイプです。
コートタイプの保育園通園におけるメリット・デメリットはこちら。
メリット | 登園時、部屋まで行く時に玄関前での脱ぎ着がラク |
デメリット | 自転車を漕いでいるうちにサバけて太もも下辺りから濡れる |
息子が通う保育園はがっつりお部屋まで行ってバイバイするスタイルです。
その為、玄関先もしくは駐輪場でパパッと脱げるものがラクでした。
ただ、やはり足元は濡れやすいです。
レインコートにはロングタイプもあります。
レインコートタイプを選ぶ場合は巻き込まない程度の、丈長めがお薦めです。
レインポンチョ
レインポンチョは、頭からすっぽりかぶるタイプのレインウェアです。
始めに準備したレインコートが暗めの色だったので明るい色味の雨具が欲しくこちらを購入。
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価格:3480円 |
レインポンチョは着ている洋服の形状を気にする事なく、カバン等もそのままに着用できます。
頭からスポッと着て、上部のボタンのみを留めればOKです。
ポンチョタイプの保育園通園におけるメリット・デメリットはこちら。
メリット | リュックやポシェットの上からすっぽり覆うことが可能 |
デメリット | 風で膨れ上がったり、捲りあがったりする、足元は濡れることもある |
脱ぎ着はカバンを背負ったまま行えるので、便利です。
現在こちらを通園に使用しておりますが、駐輪場でスポッと脱いで息子とお部屋まで行きます。
ただ風が下から入り膨れ上がることもあり、足元が見にくいのも難点。
強風の日は避ける、など工夫すれば問題なく使用できています。
上下別レインセットアップ
セットアップは上着とパンツで上下が分かれているタイプのレインウェアです。
こちらのタイプ私は利用した事がございませんが、完全防備感が良いですね。
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価格:4379円 |
見ての通り、ズボンも雨具なので安心感があります。
上下別レインセットアップタイプの保育園通園におけるメリット・デメリットはこちら。
メリット | 濡れない、体の動きを妨げない |
デメリット | 脱ぎ着が面倒である |
上下別のセパレートタイプは圧倒的に濡れない事が利点となります。
後に仕事が控えていたりすると、少しでも濡れたくないですよね。
ただ、ズボンに関しては靴を脱いでから脱ぐというとてつもなく面倒な工程があるのは否めません。
セットタイプを買うほどでもない時はこちらもお薦め!
お手持ちのカッパに加えてレッグカバーや防水スカートをプラスしてあげると安心ですよ!
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価格:2200円 |
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価格:2180円 |
足元を守るレッグカバーやスカートタイプを+αカスタマイズしてみるのもありですね。
ご自身に合いそうなタイプを選んでみてはいかがでしょうか。
長靴
長靴は雨の日は必須だと思っています。
靴がびしょびしょ、中まで染み込むほど憂鬱になることってありませんよね。
ただし通園で重視したいのは脱ぎ履きがラクかどうかということ。
こちらも玄関先でバイバイができる保育園だと濡れない重視を選んでいただくのが良いと思います。
先述の通り、我が子が通う保育園は保護者が玄関で靴を脱いでお部屋まで上がるタイプです。
その為、長靴は脱ぎ履きのしやすさ重視です。
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価格:2560円 |
私はこちらのレインブーツで、とても重宝しています。
しかしこのタイプのレインブーツを履いているママ、正直とっても多いです。
その為、上記タイプのレインブーツを検討される場合は、履き間違い防止対策もしましょう!

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価格:990円 |
パッと自分のレインブーツを見つけることができれば朝のドタバタ通園劇も平和ですね。
雨風の日に自転車通園する時の注意点!

雨や風が強いの日の自転車走行は、本当に危険です。
いつもよりも慎重に、ゆっくり気をつけて通園していただきたいと心の底から思っています。
私も何度か怖い思いをしてきました。
そんな私の経験談から、雨風の日に特に気をつけていただきたい3点をまとめました。
・チャイルドシート内の空気がこもる
・風が強い日のチャイルドシートは煽られる
詳しく見ていきましょう。
雨で滑りやすく危ないところ
雨で地面が濡れているとどうしても滑りやすくなります。
中でもマンホールやタイル状の地面、点字ブロックやグレーチングも滑りやすいです。
まずは、その上をできるだけ避けて走行しましょう。
そしてその上での急ブレーキが転倒を引き起こすことを知っていただきたいです。
私も何度か雨の日に単独で自転車ごと転倒しておりますが、全てブレーキによるものでした。

怖いのはブレーキです。
慎重に走るべき道は徐行はもちろん、急なブレーキを避けましょう。
いつでも足を地面につける準備をしておくとより安心です。
チャイルドシート内の空気がこもる
チャイルドシートにカバーをしている場合、湿気の多い雨の日は空気がこもることがあります。
防水機能があるがゆえ、雨が入らないように締め切ってしまうと蒸れてしまうのです。
我が家も気付いたら、シート内のビニールが湿気で真っ白になっている事がありました。
幸い子供の体調面は問題なかったですが、気温が高いと熱中症なども懸念されます。
風通しが良くない事を念頭において、注意深く見守るようにいたしましょう。
風が強い日のチャイルドシートは煽られる
風の強い日はチャイルドシートカバーが風の抵抗を受け、ここに文字を入れてね煽られる事があります。
私はこれが意外と盲点でした。
普通に走行しているだけでも、カバーの横からの風を受けると自転車はフラつきます。
駐輪する際も、チャイルドシートカバーが付いていると余計に転倒しやすくなります。

ビュッと吹く風で本当に転倒します。
風が強い日は自転車に乗らない、という選択肢を持つことも大切です。
これから継続的に楽しく自転車ライフを送りたい方には持っていただきたい選択肢となります。
雨が降る日に向けた準備と我が家のルール
雨が降っても動じない事前の準備と、無理しない線引きをある程度考えておきましょう。
我が家でも事前の準備とルール定めております。
参考にしていただけますと幸いです。
①天気予報は常にチェック
②自転車以外の移動手段をシミュレーション
③簡易の雨対策を備え付けておく
こちらが決して無理をしないための我が家の事前準備とルールです。
①天気予報は常にチェック
1日の降水量などは常にチェックをしています。
また降水量3ミリ以上の日は、自転車に乗らない様にしています。
風が強い日はリスク有りと判断し、自転車に乗りません。
②自転車以外の移動手段をシミュレーション
自転車に乗らない場合、徒歩や交通機関・タクシー利用を検討します。
その場合は何時に家を出る等、事前にイメージしておけば当日困りません。
雨の日のタクシーは混み合うので時間帯によっては事前に予約しちゃいます。
③簡易の雨対策を備え付けておく
我が家のチャイルドシートカバーにはチャック式の小物入れが付いています。
そこにタオルや濡れものを入れるビニール袋を備え付けております。
急な雨にも対応できる簡易の雨具を入れておくと安心です。
まとめ
雨の日の子供乗せ自転車通園の対策や注意点をまとめました。
雨でも快適に過ごす為のアイテムは、安全かつ自分のテンションが上がる物を選びましょう。
それぞれの保育園や幼稚園の登園スタイルなどによって最適な物を準備できると良いですね。
また決して無理しない線引きを事前に決めておく事。
子供の安全を守るためにも、リスクを避ける選択肢を勇気を持って選ぶ事も大切です。
億劫ではありますが、少しでもあなたの雨の日通園が快適になる事を願っております。