こんにちは、topiです。
今回は我が家の車を2台から1台手放した時のお話をしたいと思います。
我が家は結果的に自家用車を1台減らし、私が自転車へ切り替えましたが後悔はありませんでした。
それはズバリ!実際大きな節約になったからです。
しかしもちろん、そんなメリットだけではございません。
この記事ではデメリット含め、後悔ない決断をしていただくヒントをお伝えできればと思います。
Contents
車1台を手放すならまず考えること

車1台手放す時に考えるべき事は、手放しても大丈夫かということ。
基本的な生活をする上で車1台手放した際のシミュレーションをしてみましょう。
車1台手放す時にまず住環境を振り返る

今まで買い物や子供の送迎、おでかけで車を使用していたのなら「なくては困る」でしょう。
おそらく現段階でお悩みの方は『手放して生活できるのか不安』というところだと思います。
我が家の場合、夫が普通車、私が軽自動車を所有しておりました。
軽自動車を手放したのは長男が2歳半の時でした。
子供が生まれてからは特に車を活用する事が多く、どこへ行くにも車!でした。
お昼寝を嫌がる様になってきた頃には、少し遠くの公園へ行って帰りの車内でお昼寝コース。
また子供の好きな音楽をかけて、周りにかまわず楽しいカラオケドライブ。
雨の日なんかも気にせずお出かけできましたね。
日常に車があって当たり前の生活でした。
手放して生活できるのか?!
まさにそこが悩みでした。
車を手放す際に考える他の移動手段

では実際にシミュレーションしていきましょう!
自動車以外の移動手段は色々あると思いますが、いくつか挙げてみます。
実際の環境とマッチする移動手段を探ることができれば車を手放すことが可能だと思われます。
いかがでしょうか。
1台手放し、代用できる移動手段はありましたでしょうか。
私の場合は保育園送迎、通勤、買い物などが気がかりでした。
ただ我が家の住環境では1台減らしても、普段の生活では困らないと考えました。
夫に相談したところ、少し遠くの公園や家族のおでかけはもう1台で出かけたらOKの判断で賛成。
また、困った時は私がカーシェアリングを活用しようと決めており不安もありませんでした。
上記の移動手段で代用が可能であれば、あなたも1台手放すことができるかもしれません。
ここからはメリット・デメリットを比較し、更なるシミュレーションを進めていきましょう。
車1台を手放す3つのメリットとは?!

メリットがないとなかなか車を手放そうとは思わないですよね?
ここで私が実際に車を1台手放した際に感じたメリット3つをお伝えしたいと思います。
・節約ができる
・運動不足の解消
・事故のリスク軽減
私自身が日頃からどうにかできないか考えていた全てがメリットに直結していたのです。
詳しく見ていきます。
節約ができる

「車1台手放すと節約できる」という事はだいたい想像ができると思います。
ただどれくらい節約できるのか具体的に試算してみる事が大切なのです。
私自身もどれくらいの節約になるのか計算してみて、手放したい欲が加速しました。
ちなみに我が家が軽自動車を手放す前に、年間どれくらいの節約になるか試算したものがこちら。
駐車場(月7,000円) | 年間 約84,000円 |
ガソリン(月平均4,200円) | 年間 約50,000円 |
車検(2年に1回) | 年間 約32,000円の計算(2年で64,000円) |
自動車保険 | 年間 約46,000円 |
軽自動車税 | 年間 約7,200円 |
その他 | 年間 約8,000円 |
※その他(タイヤ新調、タイヤ交換、洗車等含む)
上記の維持費を計算してみた場合、年間22万7,000円程節約ができるということになります。
単純計算ではありますが、10年後まで継続できた場合は約220万円の節約が可能です。
大都市圏にお住まいの方や普通車所有となればこれに+αありますね。
そんなもんか〜となれば、あなたは手放す必要がないのかもしれません。
ただこれに付随する内容で節約につながる事もあります。
例えば買い物。
車だと余計な物を買いがちですが、持てるだけの物をと考え余計な出費を避ける事ができます。
また1台手放す際に買取りが可能であれば収入も見込めます。
自分で廃車の手続きを踏むと1〜7万円程かかるそうです。
手放すのであれば、売却を検討してみませんか?

決断ができない様であれば、お車の査定を検討してみるのも良いかもしれません。
車のある生活はとても便利ですが、手放し節約が見込めるなら何に回したいですか?
節約できた分、具体的に何に充てるか考えてみると手放す事が現実的になってくると思います。
我が家では子供1人が生まれこれからお金がかかる事を想像をした時に、決断ができました。
この機会にどれくらい節約できるか具体的な試算をしてみてはいかがでしょうか。
運動不足の解消

車があると便利なので、近くでもついつい車で向かってしまいませんか?
車1台手放すと、徒歩や自転車での行動が増え、自然と運動不足が解消されます。
車生活では出来なかった行動パターンが生まれるため、健康にも良いですよ。


子供と歩くと、今まで気にも留めなかった新たな発見がたくさんですよ。
また、お子さんがいらっしゃるなら電動自転車もおすすめです。
特に坂道が多い地域の方は電動自転車(アシスト)必須です。
電動は約10万円以上とお値段します。
しかし車の維持費を考えると割と早めに元が取れると思います。
車がなくても、自転車があればそれなりのお出かけができますよ♪
20分以上走行すれば脂肪燃焼効果が期待できます!
ちなみに我が家は電動自転車にプラスしてレインカバーやヘルメット、保証等で13万円超でした。
しかし買取額差し引くと半年くらいで元を取れ、やはり節約にもつながってくれますよ。
また節約の話になってますね^^;
運動不足解消になる上に節約もできたら一石二鳥です!
事故のリスク軽減

私は自分で言うのもなんですが安全運転で、事故を起こした事が一度もありませんでした。
しかし子供が生まれ余計に事故の恐ろしさを感じるようになりました。
我が家の周辺は通学路です。
一度、自転車に乗る子供がノールックで信号のない交差点を横切った事がありました。
その時に、車を運転する事はリスクと隣り合わせだと感じ、怖くなりました。
もちろん徒歩や自転車、交通機関でも事故のリスクはあります。
ただ、やはり車に乗らない事でそのリスクを減らすことができるんじゃないかと考えました。
車1台を手放して感じた2つのデメリットとは?!

結論から申し上げますと、困ることもあるけど意外といける。
これが正直なところでした。
今まで便利に車を利用していたのですから、手放せば困るという場面はもちろんあると思います。
しかしながら生活する上で、徒歩や自転車でも問題なく過ごせている現状です。
そんな中で私が感じたデメリットを2つご紹介します。
・雨の日の移動手段
・子供が体調不良時
私がデメリットとして感じたのは上記2つでした。
しかし結局、自転車生活に馴染んだ現在はこの2つのデメリットも潰せていると感じます。
雨の日の移動手段

雨の日でもカッパを活用し自転車移動できております。
そりゃ雨の日は少しテンション下がりますが、装備しておけば問題無しです。
・カッパ
・レインブーツ
・自転車カバー
最近では可愛くて機能的なカッパ多数あります!
【カッパ】
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価格:4380円 |
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価格:3580円~ |
自転車でのカッパはできるだけロング丈のものがおすすめ。
漕いでる膝あたりも雨避けできると安心です。
【レインブーツ】
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価格:2560円 |
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価格:990円 |
保育園では似たようなレインブーツを履いている保護者の方多数!
タグをつけたり工夫すると良いですね。
【自転車カバー】
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価格:6999円 |
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価格:2880円 |
自転車のチャイルドシートカバーなどは取付けが可能なもの、不可能なものあります。
購入時には自身の自転車の規格を確認してから検討いたしましょう。
そんなわけで、雨の日でも対策をして問題なく自転車で生活できております。
また雨風がきつい日や雪の日は、無理せず徒歩移動をしております。
時にはタクシーを利用する事もあります。
節約とは言っていますが、タクシー利用も年に数回と思えば車の維持費とは比になりません。
利用する時は、もったいないなんて思わずに気持ちよく利用するようにしています。
子供が体調不良時

さて困るのが、子供の体調不良時です。
小児科が近所であれば、ベビーカーや徒歩で行けば問題ないでしょう。
我が家も軽い風邪などは自転車や徒歩です。
ただぐったりしている発熱の様な症状の時は、少し心配です。

熱があると公共交通機関利用は避ける必要があります。
とある発熱の日、近所のかかりつけ小児科が一杯で他の小児科で予約が取れた日がありました。
我が家は一度タクシー会社に相談したことがあります。
電話口ではいいですよ、と快く解答してくださいました。
しかし後で調べると、タクシー会社側としては発熱だけでは乗車拒否はできない様でした。
申し訳ないことをしたと感じましたが、手段がなかったので感謝で一杯でした。
またカーシェアの企業はマナーとして体調不良時は利用を控えるように呼びかけています。
その為まず言えるのが、かかりつけ小児科は近所にあると安心だという事。
どうしてもタクシー利用せざるを得ない場合は、子供に色んなところをベタベタ触らせない事。
そしてマスク着用や、換気など最低限の感染防止対策を講じる事。
我が家の場合は、もう1台の自家用車を夫が通勤に使用しているので早めに帰ってきてもらい対応したこともありました。
緊急時に困らない様に、ある程度家族でシミュレーションしておくと良いでしょう。
車1台手放して後悔や失敗をしないためには

前述の通り、後悔しない為にはあらゆるシミュレーションを事前にしておく事が大切です。
今後の行動パターンや、行く場所別の移動手段などイメージしておきましょう。
実際、車を手放してからいざ遠出となった時、電車やバスが特別でとても新鮮に感じました。
ただ、やはり車が必要だったとまた車を購入する事は現実的ではないので慎重に判断しましょう。
最終的には”気持ちよく手放せる”ことが後悔しない事につながります。
自転車へ乗り換えの場合に気をつけたいこと

我が家は車1台手放し、自転車に乗り換えました。
気をつけないといけないのが、子乗せ自転車は小学校入学までというところ。
また2人までしか乗れません。
ちなみに一般的に前のチャイルドシートは〜4歳未満まで、後ろは小学校入学まで。
そうなると子供の年齢や歳の差、また3人目以上の出産予定があり全員が未就学であると自転車移動は選択肢としてなくなります。
その辺りも考慮して考えてみましょう。

当時まだ3歳前であった長男の小学校入学後までイメージを膨らませました。
学童へ行くなら送迎をどうするか、これなら私が頑張れば自転車でいけるか、などです。
後悔ない車との前向きなお別れ

今では私が運転していた記憶なんてない長男。
次男に至っては、お母さんが運転してる姿なんて見たことないしコワイコワイって感じです。
しかし長男とは2人で車でたくさんお出かけした思い出が私の中にしっかり残っています。
車の買取額がつき手放すことが決定した時には、新たな自転車を迎え入れました。
これからこの自転車でたくさんお出かけしようねと当時の長男と約束をしました。
そして買取業者の方が車を引き取りに来る日には、仕事を休み長男と車バイバイをしました。
業者の方がよかったら・・と写真も撮ってくださいました。
寂しい気持ちもありましたが、長男と二人しっかり手を振りお別れできたと感じています。
そして新たなスタートを切れるワクワクした気持ちで、車を手放す事ができました。
まとめ
今回は我が家の車を2台から1台手放した時の状況をまとめてみました。
まずは大幅な節約ができている現状。
不便になるのではないかという不安はどこへやら。
現在長男9歳・次男5歳ですが、結果として”意外といける”というところに落ち着いています。
車がなければ、いける範囲で動けるようになるという事です。
当時はカーシェアも検討しておりましたが、一度も利用せず7年問題なく生活できております。
大きな決断にはなります。
だからこそ事前にたくさんシミュレーションをしましょう。
前向きな決断ができた時には、あなたも車1台を気持ちよく手放せることでしょう!
・自転車
・電車
・バス
・タクシー
・カーシェアリング
・レンタカー