こんにちは、topiです。
今回は妊娠・出産時に一度は検討するであろう鼻水吸引器について解説していきます。
というのも私自身これまで『メルシーポット購入』の機会を何度も悩み、見送ってきました。
実際、どちらを購入しようか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
私自身も悩んだ挙げ句、最初は知母時(ちぼじ)を購入し使用してきました。
そして結果的にメルシーポットを購入使用して、現在一年経ちます。
どちらも購入した私が感じたのは、購入するお子様の年齢を参考にするのが良いということ。
購入に迷われている方、ぜひ参考にされてみて下さい。
Contents
鼻水吸引器ってどんな商品?【我が家の吸引器歴】
まず始めに鼻水吸引器とはどんな商品であるかをご説明いたします。
鼻水吸引器は文字通り、鼻水を吸引し外に出すもの。
お子様のお鼻がグズグズしていて呼吸が苦しそうな時、早急にどうにかしてあげたいですよね。
まだ自分で鼻をかむことが難しかったり、鼻をかんでも鼻水が残っている様な感覚があったりする時に鼻水吸引器は役に立ちます。
風邪などの症状を悪化させない・こじらせない為にも早い段階でしっかり鼻水をかみ切ることが大切です。
鼻水吸引器は奥の鼻水までしっかり吸い取り、すっきりさせることができます。
そんな鼻水吸引器ですがいくつか種類があるため、改めてご説明いたします。
吸入器は主に3種類に分かれます。
具体的にどんな物なのか見ていきましょう。
大人がチューブを通して口の吸引で鼻水を吸うタイプ
チューブを通して口の吸引で鼻水を吸うタイプの吸引器は、吸引する大人が吸引力を調整しながら行えるのが特徴です。
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強い吸引の物を使用することに抵抗がある方は手始めに使ってみるのも良いでしょう。
小型で持ち運びがしやすく、リーズナブルなのが嬉しいですね。
手動での吸引で鼻水を吸うタイプ
手動での吸引で鼻水を吸うタイプの吸引器は、レバーを引いて強力な吸引力を使い鼻水が吸うことができる特徴があります。
価格:3850円 |
価格:3520円 |
レバーを引くだけで強力な吸引力で鼻水を吸引してくれる上、電動音がないため小さなお子様には使いやすい設計になっています。
また電気不要のため、外出時や帰省時などどこでも使えて便利です。
電動での吸引力で鼻水を吸うタイプ
電動での吸引力で鼻水を吸うタイプの吸引器は、チカラを使うことなく一定の吸引力でしっかり鼻水を除去してくれる特徴があります。
価格:8800円 |
価格:10250円~ |
お値段が高めではありますが、電動であるため他に気を取られる事なく鼻水吸引に集中できます。
粘り気のある鼻水もしっかり取り除けるため、ご自宅でしっかり鼻水ケアをしたい方にはおすすめです。
価格:708円 |
価格:3850円 |
価格:9450円 |
上記が、我が家で使ってきた鼻水吸引器の歴史です。
ママ鼻水トッテ→知母時(ちぼじ)→メルシーポットです。
口から吸引タイプ、手動、自動と買い換えてきたわけです。
どの鼻水吸引器でも鼻水を取り除く目的は果たせるのですが、使い勝手や吸引力の違いがあります。
メルシーポットと知母時(ちぼじ)を比較してみた
では、ここから我が家で主に使用していたメルシーポットと知母時の違いを比較してきます。
・大きさ
・価格
・扱い方やお手入れ
・音の大きさ
・適正年齢
気になるそれぞれの吸引器の違いを比較して行きます!
大きさ
⚫︎ちぼじ(旧式)
本体部分高さ約16.5cm 直径幅約7cm + チューブの長さ32cm
ノーズボトル 長さ約7.8cm 直径約2.6cm
重さ 約147.9g(個人調べ/リニューアル前のもの)
とても軽いです!
⚫︎メルシーポット
高さ約14.3cm 幅約22cm 奥行き約9cm
重さ 約875g(個人調べ)
本体はさすがに重いですが、置いて使用するため特に不便なく使えるレベルです!
価格
⚫︎ちぼじ
3,850円(税込)
⚫︎メルシーポット
9,799円(税込) ※単体の場合
ロングシリコンノズルやチューブホルダーなど付属品が付いたセットは10,000円を少々超えます。
※2024年6月現在。
扱い方やお手入れ
⚫︎ちぼじ
鼻に当てて(入れないのが特徴)ハンドルを引くとその吸引力で鼻水を吸い取る事ができます。
真空吸引で粘っこい鼻水もしっかり取れます。
普段のお手入れはノーズボトルを開けて水道水で洗い流すだけでOK!
1日の最後に洗剤でしっかり洗いましょう。
ノーズボトルは容易に開ける事ができ、洗浄も簡単!
看病中、お手入れがラクなのは本当に助かりますね。
但しちぼじは吸入する側が両手を取られるため、お子様が顔を動かさないとやりやすいですが、嫌がって動かすと難しいところがあるかもしれません。
チューブや本体に鼻水が逆流した際には本体の蓋を開けて中まで洗浄し潤滑油を塗る必要がある様です。しかし数百回ほど使用していると思われる我が家は逆流した事がなくノーズボトルだけの洗浄で済んでいます。特にカビなども発生しておりません。
※ちなみに潤滑油の代用としてはサラダ油(菜種油・ひまわり油)を本体内側に塗るとレバーが軽くなる様ですので、レバーが動かしにくくなった際にはこの方法が有効です。
⚫︎メルシーポット
チューブ内に鼻水がこびり付くのを防止するために、一旦チューブ内に水を吸引させます。
この後、シリコンノズルを鼻に挿しこみ鼻水を吸引します。
ベビちゃんクリップを使うと圧力が増すのでネバネバの鼻水もしっかり吸引してくれます。
吸引が終了したら、チューブ内に再度水を通し、チューブ内を綺麗にします。
普段のお手入れはシリコンノズルとノズルコネクター(両方とも先端部分/ちぼじでいうところのノーズボトルの箇所)の洗浄。
1日の最後にはボトル、フタ、チューブを中性洗剤で洗浄後に消毒用エタノールで消毒します。
洗浄が結構大変なイメージですよね。
しかし実際のところはシリコンノズルとノズルコネクターを念入りに毎回洗浄乾燥さえしておけば、後の部品は適度に洗浄、乾燥しっかりを徹底すれば我が家では特に問題なく使用できております。その期間1人だけの使用であれば、本当に最後の片付ける時に解体してしっかり洗浄・しっかり乾燥を意識すれば問題ありませんでした。(ズボラ個人感想・・笑)チューブは乾きにくいので縦向きに乾燥できると良いですね!
※2人同時に使用の場合はノズル洗浄も大事ですが、別のノズルを準備し新しいものと交換して使い、リスクを避ける様にしましょう。
音の大きさ
⚫︎ちぼじ
電動音がないので静かでお子様が怖がらずに使用できます。
あえて言うならシュポシュポという空気がチューブを通る音と、鼻水が吸い込まれるジュボっという音だけです。
⚫︎メルシーポット
スイッチを入れると電動音がします。
音が懸念されているメルシーポットですが、新型S -504型では音圧50dB以下まで改良し、赤ちゃんが嫌がる音を小さくされたそうです。
低音のブゥーという音はしますが、個人的には気にならない程度かと思います。
響くのが気になるのであれば、鍋敷きや分厚めの布の上(安定した場所)に置くと良いですよ。
適正年齢
メルシーポット・ちぼじ共に、0ヶ月〜大人まで幅広く使用できます。
0ヶ月から使えるとは安心ですね。
メルシーポットや知母時(ちぼじ)は自分で鼻がかめれば要らない?
鼻水吸引器なくても自分でかめば良いのでは?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
そう、きっと鼻水を自分でかめるのであればそれが1番です!
しかしかんでもかんでもしつこい鼻水ってありますよね。
鼻がかみ切れておらず、残った鼻をすすってしまうとどうなってしまうのでしょうか。
また上手に鼻をかめる様になるのは何歳くらいからでしょうか。
一緒に確認していきましょう!
鼻すすりはなぜだめ?
鼻水は意識的にかむ事を推奨されており、外に出してしまう事が良いとされています。
鼻をすすると鼓膜へ圧がかかり、繰り返す事で中耳の機能が障害され負担ができてしまいます。
また、汚れを鼻の奥へ送り込むことで炎症を広げてしまい、そこから喉に落とすことで喉への炎症にもつながってしまうのです。
これらを防ぐために、鼻水はすすらずかんで出す習慣づけが大切です。
では何歳から上手に自分で鼻をかめるのか見ていきましょう。
子供は何歳から自分で鼻をかめる?
自分で上手に鼻がかめる様になるのは3歳くらいからだそうです。
また上手に鼻がかめても奥までしっかりかめているかは大人でも難しいところですよね。
我が家の8歳長男でも鼻はかめますが奥に残ってる感じがありすっきりしない様です。
乳幼児期は特にサポートが必要であることが分かりますね。
お風呂上がりや、部屋を加湿したり、鼻を排出しやすい環境作りも大切です。
鼻水吸入器はその辺りのサポートを充分に行なってくれると思います。
結局メルシーポットか知母時(ちぼじ)はどっちが良いの⁈
では結局ちぼじかメルシーポットどっちが良いかという話ですが・・・。
これ書いておきながら、実は私もどっちが良い!とははっきり言えません。
それは嫌がる子は何をやっても嫌がるからです。
だからこそきちんと声掛けをしながら行なって徐々に慣れていける様にしていく事が大切です。
そしてどちらが良いかの見極めは年齢によるかと個人的には感じております。
鼻を自分でかめる様になり5歳くらいにちぼじを使用した長男はなんの抵抗もなく上手にちぼじを使うことができました。
逆に2歳くらいで、ちぼじを試した次男は顔をイヤイヤと動かしまくるので、私自身の両手を取られるちぼじでは鼻水を上手に吸入する事ができませんでした。
そしてこの次男のイヤイヤにより、いよいよメルシーポットを購入するに至ったのです。
始めこそ嫌がっていた次男ですがすぐに慣れました。
やはり吸引力が素晴らしいので素早く鼻がすっきりすることが気持ちよかった様子。
今では上手に使うことができています。
逆にメルシーポットに慣れてくると、のちにちぼじも問題なく使える様になった次男。
今では軽い透明の鼻水の時はお手入れが楽な、ちぼじ。
帰省や旅行時に持参するのは、持ち歩きしやすい、ちぼじ。
鼻水の頻度が上がってきたりしつこいネバネバ鼻水には、メルシーポット。
家族みんなで使うときは、ちぼじとメルシーポットをフル活用。
こんな感じで、現在は用途や目的別に使い分けています。
そのため、私の結論としては0ヶ月から使う物としての購入するのであれば最初からメルシーポット1台を準備するのが良いかなと感じます。
小さい頃からメルシーポットに慣れていれば問題なく使えてしっかり鼻水が取り切れるからです。
鼻水がかめる3歳過ぎくらいの年齢での購入であれば、恐怖感を与えないちぼじがおすすめです。
安価でありながら、スッキリ感覚を味わえ充分に威力を発揮してくれると感じています。
メルシーポットのメリットとデメリット
最終的にメルシーポットを購入し感じたのは、これはこの先ずっと使えるな!というところです。
子供たちの年齢も上がってきて怖がらずに使用でき、更にしっかり吸引できるという優れもの。
では最後にそんなメルシーポットについて私が感じたメリット・デメリットをご紹介していきます。
メルシーポットのメリット
私が感じたメルシーポットのメリットはやはり電動なので鼻水を吸引する事に全集中できること!
片手で鼻腔を引っ張って広げ、もう片手でノズルの角度を微調整できます。
奥のしつこいネバネバ鼻水まで取れるので、スッキリ爽快です。
風邪を長引かせないための早期対策が出来ていることを実感します。
風邪をひきやすい冬だけでなく、花粉の季節にも重宝します。
鼻水がスッキリすると睡眠の質も上がりますよ。
そういった面でも鼻水をしっかり吸引してくれるメルシーポットがあると安心感があります。
メルシーポットのデメリット
デメリットとしては、高価であることですかね。
しかし早い段階で購入すればコスパかなり良しだと感じています。
あえてデメリットとして挙げるとすれば、次男は鼻水吸引器に頼り過ぎてまもなく5歳ですがまだ自分で鼻をかもうとしません。
こちらに関しては鼻水吸引器を購入したとしても並行して意識的に『正しい鼻のかみ方』を練習していく必要があると思います。
まとめ
今回は現在使用している鼻水吸引器、メルシーポットとちぼじを比較してみました。
子供だけでなく大人も使用できるため、一家に1台あると重宝します。
冬だけでなく、鼻水の悩みって年中あったりしますよね。
悪化しないうちに早めにスッキリしたいところです。
どちらの鼻水吸引器もあると便利ですが、我が家の購入基準は子供の年齢であったと思います。
現在どちらを購入しようか迷われている様でしたら、お子様の年齢を基準にご検討されてはいかがでしょうか。
・大人がチューブを通して口の吸引で鼻水を吸うタイプ
・手動での吸引で鼻水を吸うタイプ
・電動での吸引力で鼻水を吸うタイプ